銀座のサブウェイの思い出

昔々大昔、まだ私18歳だった私は、高校卒業後実家を出て、東京の専門学校に通うために一人暮らしを始めた。

当時付き合っていた彼氏は地元で就職していて、月一でしか会えない遠距離恋愛になった。

一人暮らしも都会も初めてな私にはどこで何をしたらいいのか見当もつかなかった。彼氏は年上だったし何度か東京を訪れたことはあったので、私より多少は東京についての知識があったが、それでも詳しいといえるレベルではなかった。

だからデートと言っても行き当たりばったりだった。計画もろくに立てていなかった。ある日、どこに行くか考えあぐねた彼氏と私は「とりあえず銀座にでも飯を食いに行こう」という考えに及んだ。時刻はすでに夕方で、自動的にその「飯」というのは夕飯になる時間帯だった。